父への手紙


随分とまたご無沙汰してしまいました。

6月に入ると、急き立てられるように何かしなければという思いに駆られ…
先ずは父に手紙を書くことから始めよう とペンをとりました。

そんな思いに至った理由は、
やはりいつどうなるかわからないこの時世にあって
日々出来るだけのことをしておかなければという気持ちがあるのかもしれません。

父に手紙を書いたからといって、返事がくるわけではありません。
父は九州の実家の近くの施設に入っており
頭はまだしっかりしているものの、手が不自由なのでペンを握ることも出来ません。

私の父は、昔はペンを握ることが仕事でした。
地方紙の記者をしていた父、
気が短くて、すぐ大きな声で怒る怖い人でした。

正義感が強くて、偏屈で、不器用で
でも、寂しがりやで・・・

3月に施設に会いに行った時、手術後の母の様子を心配そうに何度も聞き
会いたいねー
寂しいねー
と言ってたっけ

私は、
こちらの方はみんな元気で過ごしていること
長男の声,喋り方が何故か(夫ではなく)父にそっくりになってきたこと
父の日に好物のゼリーを送るからということなどなど・・・
さらさらとあまり考えもせず
鉛筆書きで清書もせず・・・
そのまま封筒に入れて
即、ポストに投函しに行った。
考えて書いていたら、切なくなってしまいそうで・・・

今年96歳になった父に

次に会えるのはいつだろう・・・



アンフリージア について

行動姓名学ナビゲーターの梶原梨笑子と申します。 ビジネスネームや屋号のご相談、ご自分のお名前の活かし方等、お名前を通して、ご自分の人生をより幸せに導いていくお手伝いをさせていただいております。
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