起業家の皆様は、ご自分の屋号やビジネスネームのことをどんなふうに考えていらっしゃいますか?或いはご自分の屋号やビジネスネームをどのようにお決めになられましたか?
企業にとっての屋号は社名になるわけですが、社名というものも、一度決めたからといって永久にその社名が続くとは限りません。
現に2005~2017年の12年間で599社もの上場企業が社名を変更し、去年も多くの会社が社名を変更しています。
社名を変更する理由としては、主に3つのことがあげられるようです。
①会社の認知度とブランドイメージを上げるため
②事業展開に沿った環境の変化に適応するため
③社名変更することによる宣伝効果で新規顧客へのリーチ、売り上げに繋がる可能性がある
記憶に新しいところでは、旧社名「旭硝子」が2018年7月に「AGC」に社名を変更しました。
又スバル車の旧社名、富士重工業は2017年に「SUBARU」に社名を変更しています。
そして、どちらも旧社名より確かにブランドイメージもオーラの輝きも上がっています。
ただ個人的には、(特にSUBARUに関して)若干思うところがありますがここでは置いとくとして‥
このように、社名の変更はマーケティング戦略の一つとも言えます。
そうやって考えていくと、社名=屋号も経営資源の一つだと考えても良いのではないか‥
人、モノ、金、情報、時間、そして知的財産‥その全てをひっくるめての看板が社名であり、屋号です。
自分のビジネスを背負っていく「看板」は、くすむことなくいつもピカピカに磨かれていなくてはなりません。
その「看板」にあなたの素敵な姿は映っていますか?
