私が「姓名判断」と出会ったのは、今から40年ほども前のこと‥
母親が気まぐれに買ってきた「姓名判断」の本をパラパラとめくっていたら、なんだかすごく興味がわいて‥そこからどんどん「名前」の世界にのめりこんでいったのを覚えています。
友達の名前の鑑定から始まり、テレビに出ている有名人の名前、ニュースで伝えられる犯罪者の名前、自分なりに鑑定していくうちに、その当たる確率の高さから一端の占い師気取りになっている自分がいました。
名前って、すごいんだ!
人は生まれると直ぐ親からの愛情が込められた「名前」をつけられ、その名前を日に何度も何度も親や周囲の人間から呼ばれて育ち‥学校にあがる頃になると今度は苗字とともにフルネームで呼ばれるようになります。こうして、人は毎日名前を脳にインプットされ続けながら成長していくのです。
まさに名前はその人そのもの、その人の取り扱い説明書のようなものだと言っても過言ではない、そう私は思いました。
ただ、その当時の私はまだまだ本当のお名前の意味というものを理解してはいませんでした。
